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CSR(企業の社会的責任)

社内活動

品質の向上と開発生産性
「あいまいさを先延ばしにしない」生産革新活動

NECソフトは、開発を含めた全ての業務において品質の向上と生産性を追求し、それらをお客さまへのソリューションに反映させる「生産革新活動」を推進しています。その成果の1つとして、ある会計システムの構築プロジェクトでは構築期間を約20%短縮し、お客さまからも高い評価をいただくことができました。その経緯について、プロジェクトに関わった社員にインタビューしました。

プロジェクトは?

大久保
25年もの間使ってきたホスト系の会計システムを刷新するという大がかりなものでした。会計制度の変化などに対応できる柔軟性の高いシステムを目指して、NECソフトが開発したERPパッケージ「EXPLANNER/C」を採用することになったのですが、お客さまには100年以上に渡って受け継いできたノウハウや業界の会計慣行があるため、業務をパッケージに合わせることは避けたいという要望が出されました。そこで、EXPLANNER/Cの開発フレームワークを使って「セミオーダー形式」のシステム構築をすることになったわけです。新しいシステムはログ管理やアクセスコントロール機能を装備し、J-SOX法への対応も実現しています。

プロジェクトの進め方は?

大久保
開発に必要な人材を集めてプロジェクト専任の組織を作りました。メンバーがプロジェクトルームに集結して開発を行うスタイルです。
笹田
支払管理や月次管理などシステムの業務機能単位でチームを構成し、開発に専念できる環境が与えられました。全員が近いところにいるので、意思疎通が非常に良く、不明点の確認が誰にでもすぐにできる非常に活気がある職場でした。

成功の要因は?

笹田
私はそれまでパッケージの導入支援が中心で、設計から構築までトータルに経験したのは初めてでした。お客さまと概要設計を行った後、細かく詳細設計を行いました。オフショア開発※1をうまく活かせるよう、詳細設計の段階で、非常に念入りにレビューをしてバグをつぶしました。その結果、下工程に移った時に、上工程に遡って修正や再検討を行う「開発の手戻り」がほとんど発生しませんでした。「想定される問題は上工程で徹底的に排除する」という「生産革新」の考え方を貫いたことが成功の一因と言えるのではないでしょうか。
大久保
重視すべきポイントは当然プロジェクトによって異なってきます。適材適所のパッケージをカスタマイズするのなら違う方法もありますが、今回はフレームワークを使うといってもスクラッチ開発※2ですから、概要設計の担当者も、詳細設計を全機能網羅してレビューするように指示しました。
笹田
「膨大な機能をSQLレベルまで細かく見る必要があるのか」とも思いましたが、それをすると機能の連携イメージが明確に描けるのです。
大久保
大切なのは「当たり前のことをきちんと当たり前にやる」ということです。人間は慣れが出ると、自分の思いこみで物事を判断してしまうものです。開発もお客さまへの対応も、あいまいなことを残さない、出口をきちっと管理する。そういったことはこれからもずっと守っていくべきだと考えています。
  • ※1 オフショア開発:システム開発などを海外企業へ委託すること。
  • ※2 スクラッチ開発:パッケージを利用せず独自に開発すること。

見える化ボード
シンプルな仕組みで「協働」を支援

NECソフトでは、生産革新活動の一環として各事業部やグループ単位で「見える化ボード」を活用しています。「見える化ボード」は、各事業部やグループのメンバーが持っている情報をオープンにするための一種の掲示板です。オフィスの中で一番目にしやすい場所に設置され、自由に書き込みを行ったり、メモを貼り付けたりすることができます。忙しい社員も、オフィスに「見える化ボード」があれば共有すべき情報を一目瞭然で把握できます。

[利用例1] 進捗管理
進捗状況をその都度会議で確認する必要がなくなり、プロジェクトの全体像、トータルの仕事量が一目で分かります。他のメンバーの状況を知り、自分がすべきことをすぐ理解できるのも効果的です。
[利用例2] 伝達事項・緊急情報の提示
変更などの伝達事項、緊急事項がメモや書き込みで分かるため、素早い対応が可能です。
[利用例3] 問題点・改善点・自分の意見を公開
失敗事例や問題点は即座に公開してメンバーに知らせ、再発防止を図れます。自分の意見を公開して積極的に意見を求めるためにも使えます。
[利用例4] 自然なコミュニケーションの醸成
見える化ボードを中心にメンバーの対話が進み、組織のムードづくりに役立てることができます。

バランススコアカード
より戦略的なIT活用をお客さまへ提案

NECソフト静岡支社のセールス支援部門では、お客さまへのシステム提案を行う際にバランススコアカード(BSC)の手法を取り入れています。BSCは、企業が取るべき戦略を、経営ビジョンからスタートし「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」の4つの視点を複合的に検討した結果として導き出す手法です。静岡支社では、売上向上とコスト削減を追求するといった従来型の発想ではなく、コアコンピタンスを意識した戦略をシステム提案に反映させることで、お客さまが経営効果の高いシステムを導入できるよう支援しています。業務フローの作成(現場業務の見える化)から始まり、お客さまが解決すべき課題を整理していきます。こうした取り組みによって、お客さまの経営層との間にも信頼関係を築くことが可能となり、静岡支社では問題意識、安全意識の高い提案が定着しています。

ひまわり作戦
昼型人間を増やして職場を活性化

ひまわりは、太陽の光を追いかけるように向きを変えて成長するとされています。そのひまわりのように「昼と夜のバランスが取れた毎日を送ろう」という目的から、NECソフトの第四ソリューション事業本部では「ひまわり作戦」とよばれる運動を実行しています。「仕事を昼間で切り上げて無駄な残業はしない」「定時後は有意義な活動に時間を使う」これによって社員のライフスタイルを豊かにし、職場の雰囲気づくりや自由なコミュニケーションの醸成を目指すというものです。この運動は、単に残業時間を削減しようとしてもうまくいきません。業務の効率化、本来の主旨に則ったフレックスタイムの取得、十分な要員の投入を可能にする受注条件などの相乗効果によって、根本的に進めることができます。NECソフトでは、こうしたアイデアも社員の働く意識を高め、お客さまへの高品質なサービス提供につながると考えています。

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