社員ディスカッション1

今回はCSRレポート上に「社員ディスカッション」を掲載することを社内に告知、参加者を募集しました。その結果集まった、所属部署や年齢、バックグラウンドも違う数名が「自分たちの会社、自分たちの仕事の意義」について話し合いました。
テーマ1:NECソフトの本当の仕事とは?
- 奈良橋
- 本日は私が司会役で進めさせていただきます。よろしくお願いします。まず「企業が社会の役に立つとはどんなことなのか」について考えてみたいのですが、皆さんどう思うでしょうか?
- 森下
- 世の中にはいろいろなビジネスがありますが、NECソフトは企業の基幹システムや官公庁のシステムの構築、携帯電話のソフトウェア開発などを手がけており、比較的社会に根付いた仕事をしていると思います。
- 森川
- 事業活動自体が社会に貢献するものでないと企業は生き残れないと思います。NECソフトのビジネスはお客さまの課題解決が基本ですから、その意味で、本業こそが「社会に役立つ」仕事であり、それに向かって努力しているのは事実でしょう。
- 齋藤
- そうですね。従来だと雇用創出や、経済の活性化、そして収益の一部をメセナや支援活動に使うことが企業の役割のように考えられてきましたが、それら以外にも重視していかなければならないことがあります。まず本業で何ができるかを考えなくてはいけないということです。IT抜きでは社会が成り立たない時代にあって、我々はシステムを作る立場ですから、トラブルのないシステム、有益なIT活用をどんどん実現していくことがまず大切です。ただ単に売上を伸ばしていけばいいのではなく、その奥にある大切なことを意識するべきだと思います。
- 笹田
- 私は会計システムの構築プロジェクトに関わっていましたので、お客さまがそのシステムによって、J-SOX法対応や内部統制強化を進め、上層部の意思決定が早くなるよう支援させていただきました。お客さまの健全な企業経営と生産性向上を実現すれば、その先の株主や消費者といったステークホルダーの方も恩恵を受けます。そのあたりはよく実感できます。
- 森川
- 公共や医療、金融などのお客さまのシステムは社会インフラになっているので、社会的な影響は相当大きいのではないでしょうか。
- 齋藤
- そうですね、システムを納める時に、お客さまの企業価値をどう高めるかということは、その会社の社会的価値を高めることとも結びつきますから、これは大事な話です。
- 奈良橋
- 私は「あなたはお客さまを儲けさせていますか」というすごく簡単な言葉を投げかけられたことがあります。そのシステムでお客さまがどう成長するのか、どんな能力を身につけるのか、SEは現場にいてお客さまの業務がわかるので、見えてくるのです。「頭を使ってそこを考えておけよ」ということなのでしょう。
- 齋藤
- そういう意味で、私たちはただシステムを構築して動かせばいいということではなく、環境問題や少子高齢化といった社会環境の変化を見ながらシステムを作るべきではないでしょうか。
テーマ2:コミュニケーションが大切?
- 笹田
- 私も、社会的な視点からIT活用を考えることは本当に大事なことだと思います。気をつけていないと、予算や稼動予定日のことで頭が一杯になってそこまで考えが及ばなくなってしまう危険があります。
- 森川
- 職場のなかでも、お客さまとの間でも、時間を取って会話をしていかないと、理解も発想も拡がらないと思います。
- 森下
- 最近はどちらかというと、仕事関係でないコミュニケーションが淘汰されているかもしれないですね。オンとオフを分けてオフは参加しない。仕事のあとの飲み会もそんな感じです。私のようにかつて営業にいた者が開発の仕事に移ると特にそう感じます。
- 森川
- こだわりのない交流を通じて自分自身が成長していくこと、仲間もお客さまも含めて成長していくことが大切で、社会的役割といった大きな視野に立った考え方はそういうところで出てくるものなのでしょう。
- 笹田
- 私はつい最近まで1年半くらい大きなプロジェクトに関わっていて、すごく賑やかなプロジェクトルームで仕事をしていました。風通しがいいというか、何でもその場で話をしながら進めていく職場だったのですが、自席があるフロアに戻ったとたんにそこが妙に静かで、話し声のボリュームが合わないという経験をしました。仕事は集中してやる場面と、活発に意見を交わす場面の両方があるのだという気がします。
- 奈良橋
- 私は、黙々と仕事をするときもあるのですが、そうでない時は周囲の人をつかまえて、仕事以外の話もします。「コミュニケーションが取れないと思ったら、どんな話でもしよう」という具合に。上司の理解があるのでそうしています。
- 笹田
- 話の苦手な人もいるので、得意な人が巻き込んでうまく活性化できるといいなと思いますね。考えていることをオープンにしていけば、皆が満足できる職場環境を作れるのではないでしょうか。
- 齋藤
- 第四ソリューション事業本部では「ひまわり作戦」と称して、効率的な作業を心がけ、定時間日は定時に帰ってアフター5を有効に使ったり、本音で喋ろうよというような、コミュニケーション活性化に職場全体で取り組んでいます。
- 森下
- 私は最近席が変わって違うフロアに来たのですが、そこは自由に使えるフリーワーク用の机が多くていいですよ。間隔を空けて置いてある感じで便利に使えます。グループでちょっとした話をしたい時、わざわざ会議室を取らずにすぐ始められて。
- 齋藤
- 構えてしゃべるのとは違うところに、本当のコミュニケーションがあるのかもしれません。一人で考えられる範囲は限られていますから、例えば環境問題に留意している会社があって、ITでそれを支援したいなんていう時に、他の人の意見も聞けばいろいろな発見がありますよね。仕事の内容が変わってくるはずです。
- 森下
- 話してみると人は本当にみんな違う考え方を持っていると実感できます。お互いの思いを出し合って、いい仕事、責任のある仕事をしたいですね。
テーマ3:モチベーションが上がる瞬間とは?
- 奈良橋
- ところで皆さん「やった」という達成感を覚えるのはどんな時ですか?
- 齋藤
- わかりやすい例でいえば、携帯電話なんかだと「自分たちが作ったソフトがここに入っている」というのはちょっと誇らしい気がしますよね。その端末がよく売れて、隣の人が使っていたりしたら。
- 森下
- 嬉しかったですね。私が扱っていたのは法人向けの携帯電話用システムだったんですが、2年くらいたった後に、ある銀行系の仕事をしている会社に行ったらそれを使っていたんです。こんなところでも使われているんだと思いました。
- 森川
- 大勢の人が使っているシステムはモチベーションが上がるし、達成感もありますよね。そういうシステムで「お客さまの生産性が上がる、新しいサービスが可能になる」さらには「人々の生活の質が高まる」ことが起これば、次の仕事もさらに気を引き締めて取りかかれます。
- 森下
- そういう意味では、NECソフトはもっとやっていることをアピールしてもいいと思います。結構すごいこと、おもしろいことを手がけているのだからそれを広告にするとか。他の企業はそれをCMにしたりしていますが、あれは外の人に知ってもらうという以外に、社員にとってもプラスになります。自分たちの仕事や会社にプライドを持てるようになると思います。お客さまに合う機会が少ない社員は、自分の仕事に対する反響を肌で感じることはできません。開発の仕事など、中で頑張っている人たちがやりがいを感じることができるような会社にしたいと思います。
- 笹田
- そうですね、開発が大好きで仕事をしている社員がいるわけですから、そういう人が誇りを持てるようになればいいと思います。私も、関わっていたプロジェクトが報道発表されたときは、嬉しくて親に電話しました。「やり切ったんだな」と思うと、モチベーションが上がります。そのプロジェクトではあるフレームワークを使っていたのですが、まるっきり関係ない席で社内の人と雑談していたら、その人も以前に同じフレームワークを使った経験を持っていました。だったらもっと早く話を聞いておけばよかったと思いました。同じ事業部でグループが違うだけでも、見えていない部分があるんだと感じました。
- 齋藤
- 私は生産技術部で「フレームワークを使ってください」と言う方なのですが、社内から「便利に使っているよ」という声を聞くとやはりとても嬉しいです。そういう役に立つ情報やナレッジはもっと共有することが必要ですね。
- 森川
- 社内のイントラネットで見つけたコンテンツであれば、電話を一本入れてもう少し詳しく教えてもらって利用すればいいし、それによってお互いのモチベーションが上がれば、お客さまにとってさらに価値の高い提案を作っていけるはずです。
テーマ4:NECソフトをもっと良くする?
- 奈良橋
- 皆さんは、NECソフトをもっと良くするにはどうすればいいと思いますか?
- 森下
- そうですね、情報を共有して周囲がよく見えるようにするという点では、最近活発に使われている「見える化ボード」がいいですね。すごく便利です。以前にも表計算ソフトで作ったスケジュールを大きい紙に印刷して張り出したら、チームのメンバーがすぐに書き込みをしたり、メモを貼り付けたりしはじめたんです。「見える化ボード」も同じ使い方ですね。
- 笹田
- ちょっとアナログに戻すとすごくコミュニケーションが高まるということには驚きました。
- 齋藤
- 大規模システムの場合などはサブシステムが沢山あって、自分が進めている仕事は何なのか、全体のどこの位置づけなのか分からない場合もあります。それをそのままにしておくとモチベーション上非常にマイナスだと思います。一人ひとりが単なる歯車にならないように、誇りを持って、自分で考えられるようにすることが、良い会社をつくることにつながります。
- 笹田
- 私の場合は、全社的に進められている「生産革新」の活動で大きな効果を実感しました。私がかかわったプロジェクトでは、上工程できちんと詳細を詰めてシステムの品質を作り込んだ結果、下工程がとても楽になりました。上工程は大変なんですが、あいまいなことをそのままにしない、ズルズル進めないということを徹底することで、下工程ではテストがスムーズに完了し、全体ではすごく生産性と品質が上がるのです。次もこの方法だなと思っています。
- 奈良橋
- 私は静岡支社にいるのですが、支社全体でお客さまへの提案にBSC(バランススコアカード)の手法を積極的に使っています。IT活用の提案には、お客さまの業務を知ること、もっと言えば戦略を整理することが必要です。BSCであれば複数の視点からお客さまの戦略を整理して、どこを優先して改善すべきか、その際の指標はどうするかをすっきりと見渡すことができます。こういったことで、お客さまと一緒に考え、共に成長していくことができるのではないかと思います。
- 森下
- 思い切り仕事をして、オフの時間もしっかり取って、しっかり遊ぶ。そういうメリハリがある生活をしていきたいですね。
- 森川
- 実際、NECソフトの残業時間は数字的に減ってきているんですよ。生産性にはいろいろな捉え方がありますが、ある時間をストレッチ的に決めて、その中で満足のいく仕事を完結できるようになったらそれが則ち生産性向上なんです。「やらなきゃいけない」に縛られてズルズル同じやり方を続けるのではなく、改善の方法は1つではないはずですから、自由に考えてやってみることが「生産革新」に繋がるのだと思います。

「楽しく一生懸命仕事するのがモットー。
静岡支社でセールスサポート活動をしています」
- 静岡支社ソリューションビジネス部
- リーダー
- 奈良橋 勇吾

「現場の声も聞きながら
優れた生産技術を広める立場です。
仕事は信念を持ってすることが大切ですね」
- 生産技術部長
- 齋藤 慎司

「事業部時代は徹夜も大好き(?)...。
明るく元気な会社を目指して
生産革新を進めたいと思っています」
- 生産革新室長
- 森川 直昭

「中途入社してまだ9ヶ月です。
中だけでなく外から見たNECソフトも語れます」
- 製造プロセスソリューション事業部
- 担当
- 笹田 幸恵

「オフタイムは愛車で趣味のドライブを
満喫します」
- UNシステム事業部
- 担当
- 森下 幸司














